茂原の市章は、「人の和、産業の和、自然の和」の3つの和の意味が含まれています　。

 

この六斎市活性化の取り組みは茂原市場販売組合・市民・行政が一緒に行う市民協働事業です。

茂原は房総の玄関口、千葉の中心という位置である事から、昔から様々なモノや情報が集まり、発信地とされてきました。

日本でかつてより庶民の台所とされてきた定期市場は出店者の高齢化や車社会、大型店舗の参入等の要因で減少傾向にあります。

 

フランスがマルシェ(市場)を文化にまで築き、今も現代風に栄えている背景にはきちんとした仕組み作りがあります。

共通ルールの下、農業・水産業などの食の流通、職人技術、芸術や音楽などの表現の場を文化として発展させようという仕組みです。

生産者・職人・アーティストは熱いこだわりを直接会話の中で伝えることで、お客さんには会話を楽しみながら自分の持っている情報にプラスアルファの価値をつけてもらう。

 

　そんな活気ある市場を持つ街で育った子供たちは食べる事の大切さ、ふれあうことの素晴らしさを感じることができます。

　　　　　　次世代の五感にしっかりクサビを打ち、街に活気溢れるマルシェを築き、流通の場を文化として繋げましょう！