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六斎市

って

なに?

江戸時代

から続く

庶民の

市場です

              【 六斎市の歴史 】
茂原の六斎市は、400年以上も前から続く歴史の古い市です。徳川家康の家臣、大久保忠佐が家康からこの地域に5000石の知行地を与えられ、茂原・長南・本納・大網・一宮の村役人に六斎市を開くように命じました。

米・魚・塩など地域の産物を中心に「生産・仲買・市場」という販売経路の流れを作り、徳川氏にとって領国基盤を形成していく上で重要な市場となりました。茂原は4と9、長南は2と7、本納は1と6、大網は3と8、一宮は5と10のつく日に休むことなく開かれていました。近代では、新鮮な農作物・日常生活用具・農機具・洋服などの衣類・植木などがあり、市民の台所として大変賑わいました。現存する市場の中でも数少ない貴重な「市」です。

    【 六斎市のこれから 】

20年位前までは賑わいを見せていた六斎市ですが、近年では高齢化等の問題で出店者も少なくなっており、また、スーパーの進出、車社会などの影響で、昔のような賑わいがなくなってきました。

市場というのは季節のもの、職人の技、楽しい会話など、大きな学びの場となります。

世界にも多くの市場があり、そこには活気があり、その土地の産物や人柄に触れる楽しみがあります。これから地域の人々が楽しめるような市場にしていきたいと思います。

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